著作者

折口信夫／著

メーカー名/出版社名

宝島社

出版年月

2023年9月

ISBNコード

978-4-299-04700-7
(4-299-04700-1)

頁数・縦

２２１Ｐ　１６ｃｍ

分類

文庫／日本文学 ／宝島社文庫

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出版社からのコメント

醜く穢れた気持ち、これが恋なのだろうか――。折口信夫の同性愛は母なき受胎による学問と歌の継承である。――大塚英志（漫画原作者・小説家）その愛の形から注意深く目を逸らされてきた人の、さびしく、切実な夢。――清家雪子（漫画家）大阪の中学に通う、安良。彼は同性である同級生、渥美に想いを寄せている。一方で、安良はがたいが良い上級生の岡沢に迫られていた。強引な岡沢と清らかな渥美、二人の間で安良は揺れ動く――。著者の自伝的小説「口ぶえ」のほか、師匠まで惑わせる美少年を描いた「身毒丸」、著者の名作「死者の書」の原点である幻想小説「神の嫁」、さらには怪異小説「生き口を問う女」を収録。〈解説〉持田叙子（近代文学研究者）

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